
ベネフィットを書いているつもりだけど・・
商品レビューでのベネフィットの書き方がわからない・・
この記事はブログを書いている人やこれからはじめる人に向けた商品レビューのベネフィットの書き方について解説しています。
商品のベネフィットの考え方
ベネフィットの書き方

私は10年以上ブログを続けています。
このブログでは副業に役立つ情報とライティングや心理学などについて発信しています。
文章の書き方を勉強すると人生が変わると真剣に思っています。
ベネフィットとは
ベネフィットとはマーケティング用語で「顧客が商品やサービスから得られる効果や利益」という意味で使われます。
ダイエット商品のベネフィットは『痩せる』ことです。
スマホのベネフィットは『電話ができる』『ネットができる』などになります。
自動車のベネフィットは『移動できる』『通勤できる』『運転できる』などになりますね。
ダイエット商品のように顧客が求める効果が『痩せる』ことのようにひとつしかない場合はわかり易いですが、スマホや自動車などの場合はベネフィットは複数あります。
例をいくつかあげましたがスマホや自動車のベネフィットは他にもたくさんあります。
スマホなら
『YouTubeが見たい』『SNSをやりたい』『リモート授業で使いたい』
自動車なら
『快適に移動したい』『デートに使いたい』『荷物を運びたい』
同じ商品でも多くのベネフィットがあります。
このようにひとつの商品でも「顧客が商品やサービスから得られる効果や利益」はいくつもあります。
お客さんの立場になって考えるとわかり易いかもしれません。
ベネフィットとは『買う理由』そのものです。
- 『痩せたい』からダイエット商品を買う
- 『電話したい』からスマホを買う
- 『デートに使いたい』から自動車を買う
『どうしてその商品やサービスを買うのか』その理由こそがベネフィットです。
商品のベネフィットの考え方
突然ですが、最近買った物で想像してみてください。
洋服やアクセサリー、携帯電話、自動車なんて人もいるかもしれませんね。
何も買ってない人でも食べ物や飲み物は買っていると思います。
では、なぜその商品やサービスを買いましたか?
よく考えてみてください。
人が物やサービスを買うには理由が必ずあります。
その理由は人間としての欲求を満たすための物です。
人間の欲求とは大きく分けて3つ
- 自己欲求
- 社会欲求
- 生存欲求
この3つに分けることができます。
例えば、食べ物や飲み物を買った人は生存欲求を満たす為に購入していますね。
では、洋服を買った人はどのような欲求を満たすために買ったと思いますか?
洋服を好きな人は周りからどんな風に思われようが自分らしくいるために必要な物として洋服を買いますね。
この場合、自己欲求が強いということになります。
しかし、私のようにファッションには無頓着だけれど、周りから変と思われることは避けたいと思う場合は、社会的欲求が強くなります。
もっと言うと暑さや寒さを凌げれば良いと考えている人は生存欲求を満たすために洋服を買っていると言えます。
このように同じ商品であってもターゲットによって求める欲求は違います。
求める欲求が違うことはベネフィットが違うことになるのでターゲットによって訴求の方法は変える必要があります。
他にも、腕時計を買った人がいたとします。
その人が時計を買った理由はなんでしょうか?
- 時間が知りたかった。
- アクセサリーとして時計を付けたかった。
- 高級時計をして周りに凄いと思われたかった。
いろいろな理由があると思います。
求める欲求が違うことがわかると思います。
求めている欲求が違うのでベネフィットも違ってきます。
腕時計と言ってもいろいろなものがありますよね。
Applewatchやスマートウォッチと呼ばれる物やロレックスに代表されるような高級時計やダイビングウォッチや100均でも腕時計は売っています。
腕時計を買う理由が違えば選ぶ腕時計も変わります。
ダイビングに行くのにapplewatchを選ぶ人はいないと思います。
また、時間を知りたいだけであればロレックスである必要はありません。
同じ腕時計でも商品によって買う理由は『違う』のです。
この違いが商品によるベネフィットの違いです。
商品やサービスのベネフィットはひとつではありません。
ターゲットの欲求に合わせたベネフィットで訴求することが商品のベネフィットでは大切です。
ベネフィットの書き方
ブログなどを見ていると商品レビューで商品の機能ばかり紹介している人が多くいます。
ベネフィットはその機能から得られる効果の事をいいます。
例えば、自動掃除機の『ルンバ』
商品機能として下記のように紹介されています。
【強力吸引】2つの特殊素材ローラーでゴミを浮き上がらせ、モーターが生み出す気流で掃除機内部に真空状態を作るルンバ独自の「AeroForce3段階クリーニングシステム」搭載
【クリーンな排気】ルンバのダストカットフィルターが犬や猫などによるアレルゲンを99%補足。
【洗えるダストボックス】ダスト容器に残った汚れやゴミも見ずですすぐだけで清潔に。
【スマートスピーカー対応】音声でもルンバの操作可能(Alexa・Google Assistant認定製品)
【Wifi対応・スマホ対応】専用アプリでロボット掃除機をどこでも操作、指定日時の清掃予約やソフトウェアの自動アップデートも可能
この機能から得られるベネフィットを実際に文章にしていきたいと思います。
この機能説明をベネフィットに変換すると、
自動掃除機は動いているのに『きれいになっていない』そんな経験ありませんか?
ルンバは吸引力は普通の掃除機と変わらないかそれ以上です。
ルンバは動いているだけの自動掃除機とは違いしっかりと掃除をしてくれます。
自動掃除機の吸引力に不満を持っていた人に対するベネフィットになります。
もう一つやってみましょう!
この機能説明をベネフィットに変換します。
ハウスダストアレルギーの症状が出る人には掃除機の排気でも症状が出てしまいます。
しかし、私の子供はルンバの排気では症状が出ませんでした。
ルンバのクリーンな排気のおかげで子供がいても掃除できるようになりました。
このベネフィットはアレルギーのある人や小さな子供がいる家庭向けになります。
2つほどルンバの機能をベネフィットに変換してみました。
ベネフィットに正解はありませんが機能を紹介するだけなら公式HPと何も変わりません。
商品やサービスを購入するときに必要なのは買う理由や欲求を満たしてくれるものです。
【クリーンな排気】で満たしてくれる欲求や買う理由にあたることを書くことで購入者は自分にあてはめて想像をします。
自分の子供を想像して『この掃除機なら自分の子供も大丈夫かも・・』とイメージを膨らませます。
そして、自分の子供が元気な姿を想像して『子供の為に』と購入を決意します。
購入したあとを想像させてそれが購入者の欲求を満たすものと一致した時に商品は売れていきます。
ネットで販売されている商品やサービスには必ず機能説明がついています。
その機能説明からターゲットである購入者に合わせてベネフィットを考えることで商品レビューのベネフィットに困ることは無くなります。
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