
ブログを書いているけれど最後まで読まれない。
Twitterでの反応がイマイチ・・
この記事はSNSやブログで最後まで読まれるための文章の書き方、ストーリーについて書かれています。
日本人の好きなストーリー展開

私はブログを10年以上続けているアラフィフのサラリーマンです。
ブログを中心にライティングやコンテンツビジネスなど様々な副業について発信しています。
ライティングスキルで人生が変わると真剣に思っています。
ライティング法
SNSやブログなどのWEBの文章は読まれないことがほとんどです。
人は自分が興味があるものしか目に入らないようにできています。
それが長い文章になればなるほど最後まで読まれる可能性は下がっていきます。
でもSNSやブログで集客するには文章を読んでもらわなければ始まりません。
ライティングにはストーリー展開やフレームと呼ばれる型があります。
ストーリーや型を使うことで読みやすく読者を引き込む文章が書けるようになります。
これから紹介するストーリーやフレームは昔から使われている物です。
昔から使われていますが今でも使われる強力な力がありますので上手に使い分けてください。
少しでも多くの人に読んでもらえるようにするにはSNSやブログの書き方をしっかりと学習する必要があります。
SNS、ブログで効果的なPREP法(プレップ法)の使い方と具体例を紹介します。
PREP法(プレップ法)
PREP法(プレップ法)は就活やプレゼンなどによく使われる文章構成法のひとつですがブログやSNSなどのWEB文章でも効果的なライティング法です。
WEBライターを目指す人にとってもライティングの基本技術なのでPREP法(プレップ法)をしっかり理解して身につけましょう。
PREP法(プレップ法)は文章術の中でも基本とも言えます。
特にTwitterなどのSNSでは効果が高いので覚えておいて損はないですよ。
PREP法(プレップ法)とは
PREP法(プレップ法)とは以下の頭文字を取ってPREPと呼ばれています。
- P=Point(主張)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(主張を繰り返す)
PREPの順番で文章を書いていくことで短い文章でも説得力のある文章になると言われています。
TwitterなどのSNSでは新しい投稿がどんどん流れてきます。
その中で自分の投稿を見て貰うにはまずは『自分の主張』を最初に持ってくることが効果的です。
最初に理由や具体例から入ってしまうと『自分の主張』に入る前に離脱してしまうことが多いからです。
WEBの文章は最初に『求めている答え』がないと『違う』と思い別のサイトや投稿に移ってしまうからです。
PREP法はビジネスシーンに限らず、SNSやブログ、HPなどのWEBライティングでもよく使われている文書構成法です。
PREP法(プレップ法)の使い方
PREP法はPREPの文字の通りに文章を作っていきます。
それぞれのパートごとに文章を作り後で繋げるイメージで作るとわかり易いと思います。
P=Point(主張)
→ 自分が一番伝えたい事
R=Reason(理由)
→ なぜなのか?
E=Example(事例、具体例)
→ 具体例を出します(具体例があると説得力が増します)
P=Point(主張を繰り返す)
→ 最後のもう一度『自分が伝えたい事』を伝えます。
実際にパートごとに文章を作り、後でつなげた文章にしてみます。
各パートは求められる文章の長さによって後で肉付けしていけば良いのでまずは簡単で良いのでパートに当てはめていきます。
骨組みとなる各パートの文章は直接繋がらなくても大丈夫です。
就活で使う志望動機の具体例
志望動機をPERP法を使い書いてみました。
P=Point(主張)
→ 『入社したい』
R=Reason(理由)
→ 『社風に惹かれたから』
E=Example(事例、具体例)
→ 『年齢に関係なく意見を大切にしてくれる社風を実際に見た』
P=Point(主張を繰り返す)
→ 『入社して一緒に働きたい』
各パートの骨組みができたら、肉付けをして文章にしてみます。
貴社にインターンシップをさせて頂いた時に貴社の社風に触れ、とても魅力を感じ社風に惹かれましたので貴社に入社を希望します。インターンシップ時には年齢に関係なく意見を大切にしてくれている場面を拝見させていただきました。年齢や年次に関係なくお互いの意見を尊重しあえる社風を感じ、私も一緒に働きたいと思い入社を希望します。
今回のような志望動機の場合、Pointである『入社したい』を一番最初に持ってくるとおかしな文章になってしまいますのでReasonを先にしました。
PERP法そのままにはなっていませんが最初の部分と最後の部分にPointを持ってくることで強い文章になったと思います。
短い文章でもPERP法を使うことで強い文章が作れます。
SNSでの具体例
もう一つSNSでの具体例を紹介したいと思います。
同じようにパートごとに文章を作ります。
P=Point(主張)
→ 『アウトプットが大切』
R=Reason(理由)
→ 『学習が身につくから』
E=Example(事例、具体例)
→ 『アウトプットするとしないとでは30%も定着率が違う』
P=Point(主張を繰り返す)
→ 『だからアウトプットが大切』
各パートの文章ができたら肉付けをして文章にします。
学習はアウトプットが大切です。
アウトプットをすると学習したことが身につきやすいからです。
インプットだけの学習とアウトプットをした学習では30%も定着率が違います。
学習を効率良くするためにもアウトプットは大切です。
先ほどの志望動機よりもわかり易くPERP法を使っています。
Twitterなどの文章のSNSでは文章の書き方次第で反応が大きく変わりますのでぜひ試してみてください。
WEBの文章は最初がとても大切です。
最初からダラダラと理由を説明しても最後まで読んでくれる人は多くはいません。
最初にPointを持ってくることで読者をひきつけることができます。
同じ文章でもいろいろな構成法を使うだけでも読者の反応は変わります。
SNSやブログではとても効果的なライティング法なので読者の反応を感じながら身に着けてください。
ストーリー展開
日本人が好きなストーリーがあることを知っていますか?
- 『水戸黄門』
- 『ごくせん!』
- 『ドクターX』
- 『半沢直樹』
最近TVを見ない人も増えてきましたがこれらのドラマのうち1つくらいはみたことありませんか?
どれも人気ドラマでパート2とか3とか続編が放送されていますね。
このドラマの共通点がストーリー展開です。
設定は江戸時代や学校や病院とそれぞれ違いますがおおまかなストーリー展開はどれも同じです。
細かな展開の違いはありますが『必ず最後には主役が勝つ』展開です。
ドラマを見ている人もわかって見ています。
というか、それを期待しています。
そして、スッキリするのです。
何度も放送され続編が作られてもストーリー展開が変わることはありません。
日本人はこういうストーリーが好きなのです。
小学校で教わる『起承転結』の典型的なストーリー展開ですね。
子供のころから見ている日本のアニメもほとんどがこの『起承転結』のストーリー展開で作られています。
アンパンマンもドラえもんもポケモン、プリキュア、サザエさん・・・
日本の子供だったら誰もが通る道ですよね
小さな子供の頃からこのストーリー展開を刷り込まれていると言っても良いかもしれません。
『起承転結』は日本人ならだれでも引き込まれるストーリー展開なのです。
人気はストーリーで決まっている良い例ですね。
男女でも好みが違う好きなストーリー
日本人なら誰でも好きな『起承転結』のストーリーですが男性が好きなストーリーと女性が好きなストーリーもあります。
男性の好きなストーリーは
『ドラゴンボール』
『ワンピース』
『鬼滅の刃』
これらの大人気アニメのストーリーが男性は大好きです。
友情、ライバル、困難、仲間、そして最大の敵・・
どのアニメにも共通している要素ですね。
男性は困難に立ち向かって頑張っていくストーリーを好みます。
自分も頑張ろうという気持ちになれるからですかね。
一方、女性はどんなストーリーが好きかというと、
すばり!
『シンデレラストリー』です。
ある日、突然白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるストーリーに女性は憧れます。
このシンデレラストーリーは多くの美容系の広告で使われています。
- 『たった2週間で5歳若返る美顔器』
- 『使ったその日に違いがわかる化粧水』
- 『1回の施術で小顔が実感できます』
短い期間やすぐに変化を実感できる事を強調することで『ある日突然』感を出しています。
女性の好きなストーリーを上手く使った広告ですね。
『起承転結』はもちろんですが、男性にも女性にも好みのストーリーがそれぞれあります。
上手い文章や人気の作品は必ず決まったストーリーがあります。
ストーリー展開は時代が変わってもずっと変わらない物です。
Twitterなどの短い文章では使いにくいですがブログなど長い文章ではではストーリー展開を上手く使うことで読者を引き込み、離脱防止になります。
ライティング法 まとめ
ライティング法にこだわり過ぎる必要はありませんがSNSやブログで反応を取るためにはライティング技術は必要です。
たくさん書いて自分の得意なフレーム(型)を作れるように頑張ってみましょう。
ライティング法だけでなくターゲット設定で抽出した『目に止まる言葉』や『心に刺さる言葉』を上手く使うことで想定読者に刺さる発信ができるようになります。
『目に止まる言葉』や『心に刺さる言葉』とライティング法をマスターすればSNSでの集客は大変なことではなくなります。
ライティングをさらに強力にするには心理トリガーを使いこなすことです。
