
PREP法(プレップ法)とはどんな文章術なの
PREP法(プレップ法)の具体的な使い方がわからないよ
PREP法(プレップ法)の使い方と具体例

PREP法(プレップ法)は文章術の中でも基本とも言えます。
特にTwitterなどのSNSでは効果が高いので覚えておいて損はないですよ。
PREP法(プレップ法)とは
PREP法(プレップ法)とは就活の志望動機や仕事のプレゼン資料などによく使われる文章構成のひとつです。
PREP法(プレップ法)とは以下の頭文字を取ってPREPと呼ばれています。
- P=Point(主張)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(主張を繰り返す)
PREPの順番で文章を書いていくことで短い文章でも説得力のある文章になると言われています。
TwitterなどのSNSでは新しい投稿がどんどん流れてきます。
その中で自分の投稿を見て貰うにはまずは『自分の主張』を最初に持ってくることが効果的です。
最初に理由や具体例から入ってしまうと『自分の主張』に入る前に離脱してしまうことが多いからです。
WEBの文章は最初に『求めている答え』がないと『違う』と思い別のサイトや投稿に移ってしまうからです。
PREP法はビジネスシーンに限らず、SNSやブログ、HPなどのWEBライティングでもよく使われている文書構成法です。
PREP法(プレップ法)の使い方と具体例
PREP法はPREPの文字の通りに文章を作っていきます。
それぞれのパートごとに文章を作り後で繋げるイメージで作るとわかり易いと思います。
- P=Point(主張)
→ 自分が一番伝えたい事
- R=Reason(理由)
→ なぜなのか?
- E=Example(事例、具体例)
→ 具体例を出します(具体例があると説得力が増します)
- P=Point(主張を繰り返す)
→ 最後のもう一度『自分が伝えたい事』を伝えます。
実際にパートごとに文章を作り、後でつなげた文章にしてみます。
各パートは求められる文章の長さによって後で肉付けしていけば良いのでまずは簡単で良いのでパートに当てはめていきます。
骨組みとなる各パートの文章は直接繋がらなくても大丈夫です。
就活で使う志望動機の具体例
志望動機をPERP法を使い書いてみました。
- P=Point(主張)
→ 『入社したい』
- R=Reason(理由)
→ 『社風に惹かれたから』
- E=Example(事例、具体例)
→ 『年齢に関係なく意見を大切にしてくれる社風を実際に見た』
- P=Point(主張を繰り返す)
→ 『入社して一緒に働きたい』
各パートの骨組みができたら、肉付けをして文章にしてみます。
貴社にインターンシップをさせて頂いた時に貴社の社風に触れ、とても魅力を感じ社風に惹かれましたので貴社に入社を希望します。インターンシップ時には年齢に関係なく意見を大切にしてくれている場面を拝見させていただきました。年齢や年次に関係なくお互いの意見を尊重しあえる社風を感じ、私も一緒に働きたいと思い入社を希望します。
どうでしょうか?
今回のような志望動機の場合、Pointである『入社したい』を一番最初に持ってくるとおかしな文章になってしまいますのでReasonを先にしました。
PERP法そのままにはなっていませんが最初の部分と最後の部分にPointを持ってくることで強い文章になったと思います。
短い文章でもPERP法を使うことで強い文章が作れます。
SNSでの具体例
もう一つSNSでの具体例を紹介したいと思います。
同じようにパートごとに文章を作ります。
- P=Point(主張)
→ 『アウトプットが大切』
- R=Reason(理由)
→ 『学習が身につくから』
- E=Example(事例、具体例)
→ 『アウトプットするとしないとでは30%も定着率が違う』
- P=Point(主張を繰り返す)
→ 『だからアウトプットが大切』
各パートの文章ができたら肉付けをして文章にします。
学習はアウトプットが大切です。
アウトプットをすると学習したことが身につきやすいからです。
インプットだけの学習とアウトプットをした学習では30%も定着率が違います。
学習を効率良くするためにもアウトプットは大切です。
どうでしょうか?
先ほどの志望動機よりもわかり易くPERP法を使っています。
Twitterなどの文章のSNSでは文章の書き方次第で反応が大きく変わりますのでぜひ試してみてください。
WEBの文章は最初がとても大切です。
最初からダラダラと理由を説明しても最後まで読んでくれる人は多くはいません。
最初にPointを持ってくることで読者をひきつけることができます。
今回はここまでになります。
同じ文章でもいろいろな構成法を使うだけでも読者の反応は変わります。
PERP法もその一つなのでTPOによって使い分けてみてください。
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