
コンテンツのターゲット設定どうやればいいの?
ターゲットは決めないといけないの?
この記事はコンテンツビジネスのターゲット設定について書かれています。
ターゲットのリサーチ法
潜在ニーズを知る方法

私はブログを10年以上続けているアラフィフのサラリーマンです。
ブログを中心にライティングやコンテンツビジネスなど様々な副業について発信しています。
ライティングスキルで人生が変わると真剣に思っています。
コンテンツビジネスはターゲット設定が命
コンテンツを作る前に必ずやらなければいけないのがターゲットの設定です。
『誰に』コンテンツを販売するかを明確にします。
どんなに素晴らしい商品でも必要のない人は買いませんよね。
例えば、
- 薄毛の治療薬を売るならハゲている人
- ダイエット商品を売るなら太っている人
- プロテインを売るなら筋トレしている人
必要なものを必要な人に届けるから商品が売れていきます。
当たり前のことを言っていますがコンテンツビジネスではこの当たり前ができていない人が多くいます。
あなたが作ろうとしているコンテンツは『誰のため』に作ろうとしていますか?
『誰のためのコンテンツ』なのかが明確にすることがターゲットを設定するということです。
そのためにはまずは自分のコンテンツを知る事『商品のリサーチ』です。
商品リサーチ
ターゲットを決めていくには商品を知ることが必要です。
商品を知るために商品のリサーチ方法を解説します。
まずは『どんな商品』『どんなサービス』なのかを知ることが『商品リサーチ』です。
これからあなたが売ろうとしている『商品やサービス』の特徴を把握することでどんな『ターゲット』に提供すれば良いのかわかります。
- 商品やサービスの特徴
- メリット
- デメリット
- どんな商品なのか
- 使用後の効果があるのか
- どんな悩みが解決できるのか
- どんな人が求めている商品なのか
商品名や値段はもちろんですが、
『商品の特徴や機能』とベネフィットと呼ばれる『商品を使ったことで得られる事』の2種類の特徴をしっかりと把握することが大切です。
2種類の特徴を把握することがとても大切です。
2種類の特徴を把握することで同じ商品でも違うターゲットに販売する文章が書けるようになります。
例えば、デジカメを販売したいとします。
商品の機能を文章にすると
『このカメラは3000万画素のカメラを搭載しているので今までよりもきれいな写真が取れます。』
商品を使ったことで得られる特徴文章にすると
『このカメラを使うと子供の成長を逃すことがありません。最高の瞬間を永遠に残すことができます。』
同じカメラの紹介文でも機能に注目をするのか使ったことで得られる特徴に注目するのかで文章が変わることがわかると思います。
どちらの文章がセールスに向いているのかはどのような人を『ターゲット』として想定するかによって変わります。
カメラに詳しい男性であれば『機能』を紹介することでカメラの魅力を伝える事ができますがカメラに詳しくない女性には伝わりません。
しかし、カメラに詳しくない女性でも『子供の成長・・・』とベネフィットを紹介することでカメラの魅力を伝えることはできます。
このようにターゲットによって商品やサービスの紹介のやり方も変わるのでできるだけ多くの商品の特徴を掴んでおきましょう。
2種類のそれぞれの特徴をできるだけ多くピックアップしてください。
文章の書き方次第では同じ商品でも色々な見せ方ができるようになるので商品のリサーチは徹底的に行ってください。
セグメンテーションとターゲティング
商品のリサーチが終わったら今度はセグメンテーションとターゲティングを行います。
このセグメンテーションとターゲティングでターゲットを設定します。
セグメンテーションとは『分類する』ことを言います。
あなたの商品(コンテンツ)は
男性向けなのか女性向けなのか
年齢層はどのくらいなのか
住んでいるのは都心なのか?地方なのか?
おおまかに分類することをセグメンテーションします。
そして、ターゲティングを行います。
ターゲティングはセグメンテーションされた中から標的(ターゲット)を選ぶことを言います。
例えば、先ほどのセグメンテーションを基にすると
『都心に住んでいる30代の男性』
というようにターゲットの設定ができます。
商品によっては
『地方に住んでいる40代男性』や『都心に住んでいる20代女性』などいろいろなターゲット設定になると思います。
具体的には下記のような項目を設定します。
設定項目と右側には実際にこのブログで作ったペルソナを記載しました。
- 名前 くろだ くろお
- 性別 男
- 年齢 40歳
- 職種 会社員
- 年収 450万(平均年収)
- 家族構成 妻、子供2人(長男10歳、長女7歳)
- 学歴 大学卒
- 住所 関東(東京ではない)
- 一日の過ごし方 月~金曜日は会社員として働く、夜は家族と過ごす
- 休日の過ごし方 子供との時間を大切にしている(家族サービス優先)
- 趣味 読書が好きだが没頭できるほどの趣味はない
- 思考の傾向 安定思考で争いを好まない
- 行動の傾向 行動的ではない どちらかと言えばインドア派
- 悩み・ストレス 会社ではストレスを感じている 将来に対する不安がある
- 願望・ゴール 家族との時間を多くしたい。 将来の不安を無くしたい
- 商品に望むこと 将来に対する不安を無くすために収入を増やしたい
この想定ターゲットを仮定する作業はできるだけ具体的に設定してください。
イメージするだけでは限界があるので身近にいる人をモデルにしたり、自分自身をモデルにすることでよりリアルな設定ができます。
この設定が終わると項目の答えから想像できることがいくつもあります。
- 子供とも時間を大切にしている → 『家族を大切にしている』
- 会社でストレスを感じている → 『会社や人間関係に不満がある』
- 将来に対する不安を無くしたい → 『お金に対する不安』
- このコンテンツに興味がある → 『副業(DRM、ライティング)に興味がある』
このような答えをまとめていくと人物像が見えてきます。
この人物は
家族を一番大切に思い、家族との時間がもっと欲しいと望んでいます。
会社での仕事は上手くいっていなく会社、人間関係などに不満を持っています。
家族の将来に不安を抱えているので副業で稼いでフリーランスを目指しています。
お金があれば家族との時間を確保でき、会社を辞めることができると思っています。
特にライティング、DRM、ブログ等文章を書く副業に興味があります。
人物像がまとまってきました。
人物像では
- 『現在抱えている悩みや不満』
- 『将来なりたい姿』
- 『考え方や思考、興味のあること』
を明確にすることが目的です。
コンテンツはすべての人に届ける必要はありません。
すべての人に届けようとすると誰にも届かない文章になってしまいます。
ターゲットとなる『読者』の悩みや不満などを理解することで『ターゲットだけに』届く文章を作る事ができます。
潜在ニーズを深堀りする
ターゲットのリサーチが終わったら読者の潜在ニーズを深堀りしましょう。
潜在ニーズとは、読者自身も意識できていない『言語化できていないニーズ』を言います。
読者本人も意識できていないレベルのニーズを調べることで『ターゲットに刺さる言葉』が見えてきます。
ニーズには『顕在ニーズ』と『潜在ニーズ』の2種類があります。
『顕在ニーズ』とはすでに言語化出来ている欲求や悩みを言います。
その顕在ニーズから『潜在ニーズ』を探っていきます。
潜在ニーズを探るには『なぜ』を繰り返して掘り下げていきます。
例えば、『薄毛』という悩みを例に考えてみます。
『薄毛』
なぜ?
『薄毛が恥ずかしい』
なぜ?
『髪があったほうがカッコよく見える』
なぜ
『カッコよく見える方が女性にモテる』
なぜ?
『女性にモテたい』
このように掘り下げると『女性にモテたい』という欲求が見えてきます。
違う欲求が見えてくると『ターゲットに刺さる言葉』が見えてきます。
- 『薄毛でできるモテ髪』
- 『薄毛に見えない髪型』
- 『薄毛でも若く見えるファッション』
など
『薄毛に悩んでいる人』と聞くと治療の事ばかりの内容になってしまいがちですが『潜在ニーズ』を知ることでいろいろなアプローチが可能になります。
このように『薄毛』に悩んでいる人が『刺さる言葉』や『心にひっかかる言葉』がわかるようになります。
このように『潜在ニーズ』でわかった言葉をDRMやランディングページに活用することで離脱率を下げ最後まで読んでもらうことができるようになります。
ターゲット設定 まとめ
『商品』と『ターゲット』のリサーチについて解説しました。
どちらのリサーチを先に行っても問題はありませんが、すでに『商品』を持っている人、または『商品』を決めている人は『商品からリサーチ』してください。
商品は決まっていないけれどブログやメルマガなど読者を持っているのであれば『読者のリサーチ』を先に行ってください。
コンテンツビジネスにとってリサーチが番大事な理由は『商品』と『読者』のマッチングを間違えないためです。
コンテンツビジネスにとって、『商品』と『読者』のマッチングが違っていればどんなに素晴らしい商品であっても売れません。
いらない物はいらないですからね。
必要な物を必要としている人に届ければ『商品やサービス』は売れていきますよね。
そのためには『リサーチ』です。
実はこのターゲット設定とライティングのリサーチ法とほぼ同じです。
ターゲットの設定で商品とターゲットを掘り下げることで『ターゲットに響く言葉』がわかってきます。
ターゲットの『目に止まる言葉』『心に刺さる言葉』を知るということはDRMのプロセス(集客教育販売)の各プロセスで強大な力を発揮します。
ライティングの心理学のテクニックやフレームワークなど必要ないほどです。
ライティングもDRMもリサーチで成功するかどうかは決まります。
しっかりとリサーチしてターゲット設定することが成功への第一歩です。
コンテンツの作り方が理解出来たら次は販売方法を理解していきましょう
